こんにちは。
レオタードねこです🐈
今回は、バレエオペラ作品「マノン」Manon
のあらすじ・ストーリーを分かりやすく解説します💓
マノンのあらすじ・ストーリーは?【バレエ作品解説】
マノン 原作
「マノン」はフランス人聖職者アベ・プレヴォーによる、小説「マノン・レスコー」が原作となっている作品です。
マノン バレエ版
マノンがバレエで初演されたのは、1974年ロイヤルバレエ団公演。
振付家は「ロミオとジュリエット」で有名なケネス・マクミラン。
音楽は、マスネのオペラ楽曲ではなく、その他の楽曲を編曲して使われています。
全3幕。
登場人物紹介
🎀マノン 美少女(天然で魔性?)
👨デ・グリュー 若い男子学生
👨レスコー マノンの兄
👴ムッシューG・M 大富豪の老人
マノンのあらすじ・ストーリー
1幕
18世紀、パリの宿屋前で物語は始まります。
家の事情で修道院入りをすることになったマノン。
宿屋の前で待つ兄レスコー。
妹マノンの美貌を利用してお金稼ぎを…🤤と考えています。
ちょうどそのとき、マノンの姿を見かけた青年デ・グリューはマノンの美しさに一目ぼれ💕
マノンも優しい青年デ・グリューに惹かれます。
ところが…マノンに一目ぼれをしたのは、デ・グリューだけではありませんでした😭
富豪の老人ムッシューG・Mもマノンの美しさに魅かれ、レスコーにお金でマノンの身請け話を持ちかけます。
そうしている間にマノンとデ・グリューは駆け落ちしてしまいます。
パリへ逃げた2人は、幸せでラブラブな同棲生活を送ります💓
(有名な「寝室のパドドゥ」が踊られます。)
しかし、デ・グリューの外出中に兄レスコーと富豪老人のムッシューG・Mが現れます。
ムッシューG・Mはマノンに宝石や毛皮など高価な贈り物をします。
お金に目がくらんだマノンは、ムッシューG・Mの愛人となってしまいます…
(マノン‥😨)
2幕
高級娼館で娼婦や男たちが集まり、パーティーが開かれています。
そこでマノンはデ・グリューと兄レスコーに再会します。
デ・グリューはマノンに自分の元に戻ってくるようにお願いします🙏
そこでマノンは、デ・グリューにインチキ賭博をしてムッシューG・Mからお金をだまし取るように言います。
「インチキ賭博でお金を得られれば、デ・グリューの元に戻る」と…。😂
ところがデ・グリューのインチキはバレてしまいます。
逃げる2人。
その後、マノンは逮捕され、レスコーは殺されてしまいます。😢
3幕
アメリカに流刑になったマノン。
ニューオリンズの刑務所に収監されます。
美しいマノンは看守から口説かれ、乱暴をされてしまいます。
そこへマノンを追ってきたデ・グリューが現れ、看守をナイフで殺し😨
その後、マノンを連れてルイジアナの沼地へ逃げ込みます。
(ここで❕見どころ「沼地のパドドゥ」が踊られます)
最後、マノンはデ・グリューの腕の中で息絶えるのです。
マノンの見どころ!【ポイント2つ】
美少女マノンの魅力的な演技
やはり、主役マノンの魅力的な演技が見どころです💕
誰もが夢中になってしまう美しさの持ち主。
その美貌と自由奔放さで、結果悲劇を招いてしまいますが…
そこが「マノン」の見どころであり、注目してほしいポイントです🐰
わたしも色々なバレエ団の「マノン」を観ましたが、主役マノンの演技にはいつも心惹かれます😭💓
バレエの作品ではあまり見られない、人間らしい性格のマノンはわたしにとっても、気になる存在です。(笑)
寝室のパドドゥ・沼地のパドドゥ
マノンとデ・グリューで踊られる
寝室のパドドゥと沼地のパドドゥは有名な見せ場です✨
幸せな2人のパドドゥと最後、悲劇のパドドゥは対照的でどちらも見どころです。
ダンサーにとっても演技力や技術力がすべて集約されているので、とても難しいのではないでしょうか?
寝室のパドドゥの音楽が素敵です💕
👇ロイヤルバレエ団(サララムとムンタギロフ💓)
👇パリオペラ座(オーレリ・デュポン💓)
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